
風速31m/sの「非常に強い風」に耐える。BLUNT折り畳み傘がさらにバージョンアップ。強力なUVカット版も限定登場。
BLUNT Metro
New >>UVプロテクトの機能をアップさせた日傘強化バージョンが登場しました
高度な耐久性を備え、折り畳み傘ながら使用時直径が100センチとたっぷりサイズの「BLUNT Metro」がさらに使いやすさを追求してバージョンアップしました。
日常生活の中で「傘」はありふれた道具ですが、同時にその不完全さを感じている方は多いのではないでしょうか?
大勢の人の居る中で使う道具なのに、傘の周囲には尖ったパーツが存在していて「危険」だと感じたこと。手が雨水で濡れている時に操作する道具であり、たくさんの荷物を持っている時でも使うものなのに、なにかと不便で「使いづらい」と感じること。そして、突風に遭遇したとき一瞬にして「壊れてしまう」こと。
われわれと同じことを考えたのがひとりのエンジニア、グレイグ・ブレブナーでした。それは1999年のこと。傘のデザインとは無縁だった彼が、雨の降るロンドンの雑踏で出会った光景、それはあたり一面に広がる100本以上の広げられた傘の群れでした。
背丈が190センチもある長身の彼が見たのは、たくさんの傘。そして次に遭遇したのは、強い突風が吹いた後のこと。たくさんの傘が壊れたり、ひっくり返って、それを直そうとして慌てる人々の様子でした。様々な方向に傘は突き出され、グレイグは自分の顔や目を突かれないかとヒヤヒヤしながら、ここから慌てて立ち去らなければなりませんでした。
傘の基本構造は発明された1928年から何も変わっていない。このことに気づいた彼は、外見はそのままにして(つまり奇異なものにはせず)、しかし従来の傘の構造を根本的に見直して、傘を「再発明」するため、キッチンテーブルの上で作業をスタートさせました。
グレイグが傘そのものの構造を根本的に設計しなおす作業に取りかかった時のポイントにしたのは、まず、優れた耐風能力を持つこと、そして現存するあらゆるものを凌ぐ傘を生み出すことに向かって彼は走り出しました。もちろんそれは傘の形状を美しく、スタイリッシュにまとめあげる作業でもありました。そしてもうひとつ、1人の長身の人間として、あの自分の顔を攻撃することのない、鋭利な先端の存在しない形状の傘をつくることへの挑戦でした。

このようにして10年の年月を費やし「再発明」された傘がBLUNT(ブラント)です。
その耐風性能は風速31m/s。つまり気象庁発表の風の強さの表現として「非常に強い風」(20m/s以上30m/s未満の風)に耐えることができる強靭な傘です。これを傘の形状をより平らで空気力学的なフォルムにし、さらに独自の技術を構築して、傘の生地にしっかりとした「張力」を作り出すことでその実現に成功しました。
これがBLUNTだけの「RADIAL TENSIONING SYSTEM」(放射張力分散システム)。この構造を採用することで同時に、BLUNTのそのカタチからすべての鋭いエッジを取り除くことにも成功しました。
ニュージーランド発のまったく新しいデザインとテクノロジー。もうひとつの傘の歴史がここから始まります。
日常生活の中で「傘」はありふれた道具ですが、同時にその不完全さを感じている方は多いのではないでしょうか?
大勢の人の居る中で使う道具なのに、傘の周囲には尖ったパーツが存在していて「危険」だと感じたこと。手が雨水で濡れている時に操作する道具であり、たくさんの荷物を持っている時でも使うものなのに、なにかと不便で「使いづらい」と感じること。そして、突風に遭遇したとき一瞬にして「壊れてしまう」こと。
われわれと同じことを考えたのがひとりのエンジニア、グレイグ・ブレブナーでした。それは1999年のこと。傘のデザインとは無縁だった彼が、雨の降るロンドンの雑踏で出会った光景、それはあたり一面に広がる100本以上の広げられた傘の群れでした。
背丈が190センチもある長身の彼が見たのは、たくさんの傘。そして次に遭遇したのは、強い突風が吹いた後のこと。たくさんの傘が壊れたり、ひっくり返って、それを直そうとして慌てる人々の様子でした。様々な方向に傘は突き出され、グレイグは自分の顔や目を突かれないかとヒヤヒヤしながら、ここから慌てて立ち去らなければなりませんでした。
傘の基本構造は発明された1928年から何も変わっていない。このことに気づいた彼は、外見はそのままにして(つまり奇異なものにはせず)、しかし従来の傘の構造を根本的に見直して、傘を「再発明」するため、キッチンテーブルの上で作業をスタートさせました。
グレイグが傘そのものの構造を根本的に設計しなおす作業に取りかかった時のポイントにしたのは、まず、優れた耐風能力を持つこと、そして現存するあらゆるものを凌ぐ傘を生み出すことに向かって彼は走り出しました。もちろんそれは傘の形状を美しく、スタイリッシュにまとめあげる作業でもありました。そしてもうひとつ、1人の長身の人間として、あの自分の顔を攻撃することのない、鋭利な先端の存在しない形状の傘をつくることへの挑戦でした。

このようにして10年の年月を費やし「再発明」された傘がBLUNT(ブラント)です。
その耐風性能は風速31m/s。つまり気象庁発表の風の強さの表現として「非常に強い風」(20m/s以上30m/s未満の風)に耐えることができる強靭な傘です。これを傘の形状をより平らで空気力学的なフォルムにし、さらに独自の技術を構築して、傘の生地にしっかりとした「張力」を作り出すことでその実現に成功しました。
これがBLUNTだけの「RADIAL TENSIONING SYSTEM」(放射張力分散システム)。この構造を採用することで同時に、BLUNTのそのカタチからすべての鋭いエッジを取り除くことにも成功しました。
ニュージーランド発のまったく新しいデザインとテクノロジー。もうひとつの傘の歴史がここから始まります。


Specificationsスペック
耐久性
通常版・小型版:風速31m/s
折り畳み式:風速20m/s
*風洞装置による一方方向の風を当てる試験による
Sizesサイズ
全長:55cm
使用時直径:100cm
折り畳んだ状態の長さ:37。5cm
Weight重量
385グラム
Specificationsスペック
骨数:6本
ボタン開閉式折りたたみ傘
Material材質
生地:ポリエステル
ハンドル:TRP
シャフト:アルミニウム
親骨・先端骨:グラスファイバー
親骨・元親骨・親骨タボ:ポリカーボネート
Packageパッケージ
筒型のギフトパッケージ
Accessory付属品
専用収納袋
Designerデザイナー
Greig Brebner
(グレイグ・ブレブナ-)
Brand Nameブランド
BLUNT(ニュージーランド)
Notesこの製品についてのご注意
本製品は高い耐久性を備えていますが、使用頻度、パーツの経年変化により製品の寿命は変化します。その耐久性を永久保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。











Product Guideプロダクトガイド
BLUNT テクノロジー「RADIAL TENSIONING SYSTEM」について

傘の革命といわれる「BLUNT umbrella」の基本的な考え方は耐久性があること、安全性が高いこと、そして使いやすいこと。この3つの基本デザインを根底で支えているのが、BLUNT テクノロジーである「RADIAL TENSIONING SYSTEM」です。
これまでの傘の大きな欠点。強い雨風の時はもちろん、それほど激しくない風の中でさえも、傘生地の「露先(つゆさき)」部分がほころんで破れたり、骨と生地がはがれてしまう点にありました。こうなってしまうと、もう傘全体がまったく機能をなさなくなり、そのままゴミ箱行きとなってしまいます。

BLUNT はこれを解決するために、形状をより平らで空気力学的なフォルムにし、さらに独自の技術で傘の生地にしっかりとした「張力」を作り出すことに成功しました。この全く新しい傘のデザインによって、BLUNTのすべての形状から鋭いエッジが完全に取り除かれました。
そしてさらに最も厳しい天候条件の中でさえも、生地がバタバタとはためくことはなく、強風に対して傘をコントロールできる構造としました。これが「放射張力分散システム」(RADIAL TENSIONING SYSTEM : RTS)です。続いてこの「RTS」の仕組みについてくわしく解説しましょう。

STEP 1 方向転換
従来の傘のデザインは、傘骨を上へ押し上げることで、傘生地の張力を創り出す、という構造でした。ところがこの構造では傘を開いたときに込められる力を生地表面全体に均等に分散させることはできません。特に生地の外側付近、露先(つゆさき)のある先端に近い部分において十分な「張り」を維持することはできていませんでした。
特にこの傘生地の外側部分は、表面積の大部分を占めていることから、あらゆる方向から吹いてくる風の抵抗を最も受ける部分であり、そのため傘の構造において最も重要な部分です。
BLUNTではこの点に着目し、独自開発技術である、傘生地表面での放射張力分散技術である「Radial Tensioning System (RTS)」を新たに開発しました。
BLUNTは普通の傘と同じように、傘を開く時は「下ロクロ」という持ち手を指で握って上方向に開きます。しかし傘がいったん開かれた時に、BLUNTの傘は、その生地自体の持つ「張力」を維持し、力を最適化します。これが、従来の傘とBLUNTが全く違う点です。
最初のステップは「方向転換」。傘を開く時、ユーザーの力をテコの原理によって外側に向かう動力へと拡大します。ユーザーが傘のシャフトに込めた上向きの力(上図の白い矢印)を、「Double Struts」という二重構造の受け骨構造によって外向きの力へと転換。そして外側に拡大します。

STEP 2 伝送
次にこの力は傘の中心から外にむかって矢印のように転送されます。そこで待ち構えているのは「Floating Ribs」という構造。
通常傘の親骨はシャフト部分に固定されていますが、BLUNTの親骨は入れ子式になっており、親骨が外へ向かって「浮遊」する仕組みになっています。この構造がBLUNT独自の「Floating Ribs」(浮遊する親骨)。この力は、さらに次のステップ、「DoubleStruts」に伝えられます。

STEP 3 分散
外向きの動力がダブル受骨によって方向転換、さらに第2ステップの「Floating Ribs」によって傘生地先端部分へと集められ、最後に到達するのは「Blunt Tips」というパーツ。通常の傘では「露先(つゆさき)」という部品がありますがそれに変わるものが、「Blunt Tips」。この構造こそが、BLUNT独自の考え方であり、BLUNTの外見の最大の特徴でもあります。

「Blunt Tips」の構造図がこちら。「Blunt Tips」は手袋の中に指を入れる時の動きのような、折りたたむような形で収納されているパーツが開くことで、転送されてきた力が傘生地の先端左右へと効率的に分散されてゆきます。
「Blunt Tips」とはつまり傘生地先端につくられた「負荷に耐えうるエッジ」。開かれた「Blunt Tips」は傘生地を引っ張ることにより、生地表面における「優れた張り」が生み出され、先端にかかる圧力も分散されます。
つまりBLUNTのまず「Double Struts」により方向転換され、次に「Floating Ribs」によって転送され、最後に「Blunt Tips」が開くことで傘生地に優れた張りが傘生地全体に生まれる。同時に傘の先端部分における負荷の分散が可能となる。これがBLUNTテクノロジー。「張力が最適化されること」イコール「強さ」なのです。

Background Story開発秘話
傘が嫌われる理由

BLUNT(ブラント)アンブレラのデザイナーである、グレイグ・ブレブナ-。彼が傘とまだ無縁であった1999年のある日、デザインエンジニアとして働く彼は、いつものように自宅の玄関口を出て、ぽつり、ぽつりと降り出した雨空を見上げながら、ロンドンの街の雑踏の中へと歩き出ました。
背丈が190センチもある長身のグレイグ氏は、いつものように行く手の先に見えるほとんどの人々を見渡すように歩いていました。しかし雨足が激しくなってきたその時、突然、100本以上の鋭利な矛先が広がっていることに気が付きました。そこにあったのは、あたり一面に広げられた「傘の先端」だったのです。
次に彼が見たのは、少しの突風で裏返ってしまった傘を、なんとか元に戻そうとする人々の光景でした。長身である彼は、反り返ったそれらの傘先が様々な方向に突き出され、自分の顔や目を突かれないかとヒヤヒヤしながら歩かなければなりませんでした。これが後に彼を傘と結びつけてゆく、運命的な光景となるのでした。
傘の歴史が変わる ありきたりの傘から BLUNT アンブレラへ

グレイグはプラスチックと布を立体的な接着する道具グルーガンを手にし、凧の材料を使ってキッチンテーブルで作業に乗り出しました。その瞬間に1928年以来ほとんど変わらずにいた「傘のデザイン」にはじめて変革が起こることとなったのです。
グレイグが傘そのものの構造を根本的に設計しなおす作業で大きな目的にしたことは、優れた耐風能力を持つこと、そして現存するあらゆるものを凌ぐ傘を生み出すことに向かって彼は走り出しました。もちろんそれは傘の形状を美しく、スタイリッシュにまとめあげる作業でもありました。そしてもうひとつ、1人の長身の人間として、あの自分の顔を攻撃することのない、鋭利な先端の存在しない形状の傘をつくることでもありました。
BLUNT 誕生 それは「進化」ではなく「革命」である

故郷であるニュージーランドへ戻ったグレイグは、一刻も早く自分のアイデアを確かめたくて、荒れ狂う嵐の中、試作品の傘を抱えて、オークランド市郊外にあるワンツリーヒルという、あたり一面を見渡すことができる高い丘へと向いました。
BLUNT 試作品第1号品は、その荒れる嵐の中で折れることなく持ちこたえたのでした。この様子を見たグレイグは、自分の方向性が間違っていなかったことを確信しました。続いてこの試作品で耐風実験を行い、BLUNTが最高風速117km/h(風速32.7m/s 暴風警報クラス)を超える風にも耐えることを目にした瞬間、彼は押さえきれない興奮を感じたのでした。
これまでの傘の大きな欠点は、それほど激しくない風の中でさえも、傘生地の「露先(つゆさき)」部分がほころんで破れたり、骨と生地がはがれてしまう点にありました。こうなってしまうと、もう傘全体がまったく機能をなさなくなり、そのままゴミ箱行きとなってしまいます。
BLUNT はこれを解決するために、形状をより平らで空気力学的なフォルムにし、さらに独自の技術で傘の生地にしっかりとした「張力」を作り出すことに成功しました。このまったく新しい傘のデザインよって、BLUNTの形状からはすべての鋭いエッジは、すべて取り除かれました。そしてさらに最も厳しい天候条件の中でさえも、生地がはためくことはなく、強風に対して傘をコントロールできる構造(放射張力分散システム)が生み出されたのです。
使い捨て傘から、長く使える傘へ

BLUNTの目指したものは、傘そのものを再定義することだけではありません。毎年、何百万本もの傘が壊れ、捨てられています。修理されたり、リサイクルされているのはほんの一握りだけで、大多数の傘はゴミ処理場に埋められるゴミを増やす形で寿命を終えることになります。
これは傘を買う人にとって、時間とお金の無駄遣いになるばかりではありません。もともと本来の役目を果たすに足らない製品を作るために費やされた、すべての時間や資源の無駄遣いでもあります。BLUNTは最も過酷な天候条件にも耐えられるように、また、何年も長い間使ってもらえるように、新たにデザインされた傘なのです。

Product Guideプロダクトガイド
その細部に使いやすさのデザインがあります

BLUNTの基本技術とデザインを引き継ぎながら、小型化、そして折りたたみ式としたのが、この「metro」です。外側に「露先」が露出しない安全性、そして強風にも耐える設計はそのままにして、いつも持ち歩いていただいて、突然の雨に備えるコンパクト設計、軽量化を行っています。
台風性能については風速20m/sと、通常版の風速31m/sには劣りますが、強い風(15m/s以上20m/s未満の風)に耐えうる設計となっています。

ボタンを押すだけで傘を開くことができる機能を搭載。荷物を抱えて移動する時などのご利用に便利です。なおBLUNTでは安全性を重視して、自動で閉じる機能はあえて省いた設計にしました。閉じる時の握り(ランナー)も通常版のBLUNT同様に滑り止めが付いていて、雨に濡れた手でもしっかり握ってご利用いただくことができます。

ハンドルの持ちやすさを最優先した形状。雨水に濡れたで手も握りやすいよう、滑り止め加工を施し、下に向かって少し膨らんだ形にして、指がかかりやすいようにしています。
さらにハンドルストラップも装備しています。傘を使用中に手首に通しておいたり、折り畳んだ状態での持ち歩き用の下げ紐としてお使いいただくことができます。

BLUNTの傘は危険な先端が存在しないデザイン。「露先」同様に、閉じた時の傘の先端も安全性をしっかり考えました。今回、新モデルではBLUNTの新ロゴが入りました。

傘を閉じた時に必要なベルトはベルクロを使用。濡れた手でも固定しやすく、傘が必要になったらすぐに開いて使用することができる最適なサイズで作られました。

本体の生地とお揃いのカラーの収納袋が付属しています。収納の開口部は大きく開いて、「Metro」本体が出し入れしやすい構造。さらにジッパーの引き手は大型で、金属製のオリジナルパーツを使用しています。

Packageパッケージ
特別なギフトパッケージに収納してお届けします

BLUNTはその細部にまで行き届いたデザインが自慢です。特別に製作された筒型のギフトパッケージに収納してお届けします。輸送中の安全性をたもちながら、廃棄のしやすさ、エネルギー負担を最小にするために考慮した紙製のパッケージのため、たいへん軽量で廃棄も簡単です。
またこのBLUNTの機能と使い方を英語と日本語で記した解説カードも同梱しています。大切なあの方への贈り物に、BLUNTをお贈りください。
Specialスペシャル

BLUNT Metro UV SHADOW
限定生産の特別版。UVカット機能を超強化したスペシャルバージョンです。
基本仕様は「Metro」そのままに、遮光99%、UVカット率99%以上、UPF+50と、最強の日傘を目指したスペシャルバージョンです。
生地は紫外線を99%までカットするので、強い日差しを気にすることなく屋外で過ごすことができます。有害な紫外線がカットされるので、温度も下がり、涼しく過ごせます。
生地は紫外線を99%までカットするので、強い日差しを気にすることなく屋外で過ごすことができます。有害な紫外線がカットされるので、温度も下がり、涼しく過ごせます。





Colorsカラー

BLUNT Metro ストームグレー




BLUNT Metro シトラスイエロー




BLUNT Metro チェリーレッド




BLUNT Metro ミッドナイトネイビー



Interviewインタビュー
デザイナー・インタビュー グレイグ・ブレブナ-さんにうかがいました

この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください
1999年のある日、デザインエンジニアとして働く私は、いつものように自宅の玄関口を出ました。
私は背丈が1.9メートルありますから、歩くときは、行く手の先に見えるほとんどの人々を見渡すことができます。ある雨の日、雨足が激しくなってきたその時、突然数百もの鋭利な矛先が彼の目を脅かし始めたのに気が付きました。それはあたり一面に広げられた傘の先端の存在でした。
そして風が強くなってきた時、お猪口のように裏返ってしまった傘の先で彼の目を突かないようにと、反り返った傘と格闘している傘の持ち主の姿を目の当たりにしました。そして少しの突風で次々に傘が壊れて無残に捨てられていた光景でした。
このロンドンの街の雑踏の中を歩いた光景が忘れられず、私が新しい傘をデザインすることになる、運命の出会いになったのです。

最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください
BLUNTアンブレラはデザインと機能が完璧に融合した傘です。
BLUNTの傘の特徴は、BLUNT Tips を使用している点にあります。これはBlunt独自の開発技術である放射張力システム(Radial Tensioning System - RTS™)において、重要な役割を担うパーツです。これにより、傘を開く時に使われる動力が傘生地全体に分散されます。その結果、空気力学的に傘生地がピンと張った状態になり、ひどい天候の中でも傘が裏返ることなく、軽々と持つことができる構造ができあがるのです。
通常壊れやすい骨の先の部分の荷重を排除することにより、従来の傘の弱点だった部分が補強されます。この構造は、最大70mphの風に耐えることができ、あらゆる気象条件でBlunt™傘が機能することを意味します。

露先の特殊な形状は開いたときの安全性を考慮しています。BLUNTは、最も過酷な天候条件にも耐えうるよう、また何年も長い間使ってもらえるようデザインされた傘であり、2年間のメーカー保証を設けています。保証期間後でも世界中どこでも修理を受けられるアフターサービスを行っています。この独特な形状とアイコニックなスタイルを是非お楽しみください。

この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?
パッケージは消費者の生活を第一に考え設計されてます。この一環として、環境に配慮した包装を心がけており、持続可能な原材料を使用し、完全にリサイクル可能なカートンボックスの使用を開始しました。
今までのチューブ包装は、プラスチック製の蓋と一緒に溶剤や接着剤が多く使用されており、リサイクルが難しいという意見がありました。
ユニークな開梱体験を生み出す一方で、店内で簡単に識別できるように、天気図ベースのアートワークとカラーステッカーで簡単に識別できるパッケージにしています。

AssistOnのお客様にメッセージをお願いします
『BLUNT』は唯一無二の、機能性とデザイン性を融合させた、従来の傘の概念を覆す傘です。
ビビットなカラーバリエーション、先端が丸く安全な設計、強風にも耐えられる構造は、プロダクトにこだわりを持つ、AssistOnのお客様にもきっとご納得して頂ける製品です。
耐風傘のため骨もしっかりしているので、畳んだ時やや大きめで重量感もありますが、その分、どんな強風でも心強く、絶対的な安心感があります。
また、サスティナブル先進国のNZらしいリサイクルしやすい紙素材のパッケージ付きで、特別な方へのギフトにも最適です。ぜひ、世界30ヶ国以上で販売実績がある『BLUNT』の世界をお楽しみください!

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玄関に置いて、静かなたたずまい。しっかり重量があって倒れづらく、目立たない。素朴な美しさのコンクリートの傘立て。「一本傘立て」